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あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

美術と音楽が好きな人が喜ぶ本

視覚や聴覚でとらえる芸術を文章で表現するのは難しい。それでも挑戦したくなるのが作家なんですね。 原田マハ『楽園のカンヴァス (新潮文庫)』 主題は、アンリ・ルソー。主役の早川織江は、日本の地方美術館で監視員をしている。挫折を味わった人として登場…

図書館の迷い方

はじめに 複数の図書館を利用する 分類番号を手がかりにする 915 389 289 159 049 おわりに はじめに 図書館の活用法をまとめてみます。 複数の図書館を利用する 2つの図書館を利用すると、図書館歩きが楽しくなります。おすすめなのは、少…

森絵都『みかづき』

『みかづき』は、学習塾を創設した一家の物語。しかも、3世代にわたる大河小説です。 八千代塾から千葉進塾へ 主役がどんどん交代していくので、読んでいる人はどこかで自分と同世代に出会います。 たとえば、小学校に通う蘭は、『巨人の星』や『アタックNo…

新しい職場で働く人へ

できる人は、本を読まなくても行動します。そうでない人にとっては、本が役に立ちます。 新卒向け 山田ズーニー『新人諸君、半年黙って仕事せよ』 新人と書いてありますが、はじめて後輩を指導する人に最適な本です。たぶん、ほぼ日あたりが絶賛しているはず…

朝井まかて『銀の猫』

十朱幸代が千秋実を介護する映画*1がありました。『銀の猫』は、介護をテーマにした時代小説です。 お咲は、バツイチ25歳の介抱人。訪問介護を生業としている。3日泊まり込み、1日休みをとるのが基本ローテーション。しかし、ご指名が多くなかなか休めない…

物語から生まれたレシピ本

料理が得意でなくとも、ページをめくるだけで楽しい本を紹介します。 みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫) 高田郁「みをつくし料理帖」シリーズに登場した料理のレシピ集で、写真付き。 バルサの食卓 (新潮文庫) 上橋菜穂子「精霊の守り人」…

高田郁『みをつくし料理帖』vsあさのあつこ弥勒シリーズ

女の人が書く時代小説の中でも、この2作品は対照的です。 『八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)』 高田郁は、山本周五郎にノックアウトされて時代小説を書きはじめました。『みをつくし料理帖』は、朝ドラのような明るさと軽快さ…

出口治明『働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義』

これは、お金の運転免許証を取得するための受講科目。出口さんに質問しながら、女性ライターが20代向けにまとめたもので、いわゆるマネー・リテラシー向上本というやつです。むかしはこの類の本がなくて、私などもリテラシーが向上することもなく30の声を聞…

マンガの中のおばあちゃん

おばあちゃんでも有名人はいます。「佐賀のがばいばあちゃん」は吉行和子、「コラ!なんばしよっと」の桃井かおり。正確には武田鉄矢の母ですが。 マンガにも有名人はいるのです。 田辺つる 短編だけど、小説なら芥川賞まちがいなし。とってもかわいらしい。 …

片づけばあさん対決 元祖はどっちだ?

長らく本棚の肥やしになっていた本を2冊紹介いたしましょう。漬物石にはなりそうもないですが、元気なばあさんの声に耳を傾けてみましょう。 おばあさんの知恵袋 桑井いね あたしゃ、明治生まれのおばあさんになりきって、この本を書いたのよ。食べものや道…