あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

図書館の迷い方

はじめに

図書館の活用法をまとめてみます。

複数の図書館を利用する

2つの図書館を利用すると、図書館歩きが楽しくなります。おすすめなのは、少し遠くてもいいから大きくて蔵書の多いところ、小さいけど近くて新しいところ。この2つの組み合わせです。

大きいところは、お目当ての本を借りるのに向きます。検索して見つけ出し、書庫にあるものや他館から取り寄せてもらう本は、予約しておきます。遠くまで出かけて、貸出中だったらがっかりです。予約しておけば、無駄足になりません。

小さいところは、自分の書斎代わりに使えます。本棚をぐるっと回っても、さほど時間がかからず、書店と同じように本と出合うチャンスがあります。人気作家の新作やベストセラー本も、比較的早く読めます。本を予約する人が少ないですからね。

分類番号を手がかりにする

行きつけの図書館は、どこに好みの本があるか場所で覚えています。ときには、分類番号*1を頼りにふだん行かないコーナーに足を向けてみましょう。

915

旅行が好きな人は、290あたりが定位置ですね。小説やエッセイは、別置されています。ほとんどの図書館では、いちばんアクセスのよい場所に、書架をずらりと並べています。では、作家の紀行文はどこでしょう。

それが915なのです。隅に置かれていることが多く、ややもすると日陰の存在です。

村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』

389

3桁目が9のコーナーには、宝物が埋まっています。たとえば389文化人類学です。

上橋菜穂子隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)

289

伝記は、旅行本の左隣または裏側に置いてあります。NHK大河ドラマに関心のある方はどうぞ。

159

図書館は、住民のリクエストにこたえるのが役目です。みながほしい本は入れます。すると、不思議な本も多数。たとえば、鵜呑みにすると破産しそうな投資の本やら、実行すると不健康になりそうな健康本。

159には、自己啓発本が収められています。役に立つのか立たないのかよくわからない本です。ですから、実害がありません。それでも、星砂がひっそりと読者に発見されるのを待っているかもしれません。

ドミニック・ローホー『シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

049

ここは雑著のコーナーです。どんな本を置くかで、図書館のセンスがわかります。近所の図書館をぜひのぞいてみてください。

おわりに

新刊コーナーにある本の中から、興味のあるものを手に取ってみましょう。背表紙には、分類番号が書かれたラベルが貼ってあります。その番号のあるコーナーへ行けば、あなたにぴったりの本が待っていることでしょう。

ようこそ図書館ワンダーランドへ。