あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

阪口夢穂、引退

日本のマルチプレーヤーが引退とのこと。

W杯で優勝したとき、澤とボランチをやっていた。

澤が攻めあがると、ひとりでお留守番。

ボールの出し手として、替えのきかない選手だった。

長谷川唯は、イギリスでは阪口のポジションにいる。

やたら攻めたがるFWにボールを配球する。

まるで親鳥が雛にえさを与えるように。

代表では、長野がいるので、ときどき前に行く。

つまり澤のポジション。

格下のポルトガル戦では、1ゴール1アシストを決めた。

さすがにデンマークが相手では、ちょいと苦戦。

守屋も代表になじんできたもよう。

いまのチーム、ほぼ理想的な選抜。あと塩越柚歩がいれば、完璧なんだけど。

さて、本番で生き残る選手は誰か?

早く来い来い、W杯。

 

2023年のサッカー

昨年のW杯はAbema、いまはYouTubeでサッカーを見ている。
ブライトンの三笘薫マンチェスター・シティ長谷川唯のハイライトを見るのが楽しみ。それぞれチームにフィットして、わくわくする。

米国で開催の国際親善大会「シービリーブス杯」では、テレビ放送さえもなかった。プロ・リーグを持つ国としては、さびしい現状。

男子も、監督の決め方が女子と同じになったので、そのうち低調になる。もう代表に期待することはない。選手たちは海外で足を磨き、たまたま粒がそろったときにいい結果が出る。その実例が、W杯だった。

女子も同様であれば幸い。海外組も増えた。ベテランの熊谷・岩渕、中堅の長谷川・長野・杉田・清水・宝田・遠藤、若手の浜野。国内組の清家・宮澤・藤野も好調。塩越や猶本はどうして呼ばないの? とか、長谷川と宝田はもう少し前で使って、とか、リクエストはあれど、今年はいよいよ女子W杯。わくわくが止まらない。

一夜漬けで、かけっこが速くなるのか?

サッカー選手って、ちょっと名が売れると、本を出す。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

とか、

察知力

とか。

でも、いわゆる自己啓発本というやつで、あまり実利的ではない。

子どもの足がどんどん速くなる

これなら、運動会が近くなってからトレーニングしても、間に合いそう。

 

PKが決まるのは運か?

運という人は、確率50%という意味だろう。
データとしては、もう少し高いはず。
元キーパーの言によると、キーパーから見るとPKは運、蹴り手から見れば技術、なんだとか。
裏をとるのでなければ、とにかく上に蹴ってほしい。

ふだんの練習でできないことは、本番でもできない。
120分走り回り、緊張の中で蹴るのだから。

2011年女子W杯の決勝は、いま見てもすごい。
PK職人の宮間は別にして、永里は止められ、阪口もきわどかった。
これを決めれば優勝という場面で、熊谷20歳が登場。
アメリカの名キーパー・ソロが圧力をかける。
天を仰ぎ、息をついて、思いっきり振りぬいた。
左上隅に決まったシュートを見て、運と言えるだろうか?

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スペインとモロッコPK戦も、運であるなら1%~2%の確率で起こりうる。しかしスタジアムはどうか。ほとんどの観客がモロッコを応援する完全なアウェー。そのとき、スペイン選手の心境はどんなだったろう。

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最後に中村俊輔のひとこと、「PKも試合なんだな」

ベスト16の壁

延長戦は、眠かった。
PK戦で、敗れたのは、いつのことか。

2000年シドニー五輪の準々決勝でアメリカと対戦。中田英寿のシュートがポストをたたいた。GK仕事せず。

2010年W杯の決勝トーナメント1回戦パラグアイと対戦。駒野が止められた。シュートコースは悪くなかったのに、GKがうまかった。

2022年、女子U20準々決勝で、フランスをPK5 - 3で下した。若い子たちは、ものおじせず思いっきり振りぬく。上の世代よりもうまい。

オシム監督、PK戦を見ずに、ベンチを去った。ピッチ上には、中村俊輔遠藤保仁。ファンとしては安心。

宮間のPKは、GKのをとるので、せせこましい。本大会でのネイマールは、まったく同じことをしていた。

ドイツ戦で力を使い果たしたのに、よくぞここまで勝ち上がってきた。さすがにPKでは力尽きた。どうせなら、上をねらってシュートしてほしかった。