あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

肺炎のあれこれ

ここ2週間ほど、コロナ情報を追いかけたので、少々疲れました。用語もいろいろあって、混乱します。忘れないうちにメモ。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2による呼吸器感染症である。

シンコロでは語呂が悪いし、小人*119は誰かを揶揄しているようで。
チャイナウイルスよりも武漢肺炎の方がしっくりきます。
とにかくSARSなんです。

 

感染者が初めて確認されてから
10万人に増えるまで67日間
20万人に増えるまで11日間
20万人から30万人に増えるまではわずか4日。

 

北海道や和歌山は、うまく対処しました。
これまではクラスター爆弾が散発的に炸裂していましたが、東京大空襲が懸念されます。
Perfumeの当日ドタキャンには驚かされましたが、格闘技は大丈夫なんですかね。

 

ワクチンができるまで、医療よりも公衆衛生が重要。
手洗いを習慣にするなどの個人変容、休校などの社会的規制。
この2つを、終息まで持続させることが大切です。

 

専門家たちが示した注意事項は、日本人向きです。
密教に三密があるように、コロナ感染を封じ込めるための要諦も三密です。
密閉した場所を避ける。日本の家屋はすきま風がたっぷり。
密集しないように。ぼっちが多い。
密接しない。お辞儀なら2メートル離れてもできる。

なんとなくマイナスイメージのあったものが再評価されています。すべての条件を満たすひきこもりは、最強ですね。

 

専門用語を超訳すると
クラスター 集団感染
オーバーシュート 感染爆発
ロックダウン 都市封鎖

オーバーシュートの意味が金融や工学とは違うので、驚きました。
感染者数の爆発的増加が制御不能になり、医療的対処能力の上限を超えてしまった状態のこと。
かなり悲惨ですね。

WHOが宣言したパンデミックとは,
「世界中あるいは数カ国の国境をまたぐ非常に広い範囲で起こる流行(epidemic)で,通常,多くの人々に影響するもの」
アウトブレイクは規模の大きいepidemic
つまり
パンデミックアウトブレイク>エピデミック

アウトブレイク (字幕版)

武漢肺炎ウイルスは感染力が強い。
感染力の指標は、R0(基本再生産数: Basic Reproduction Number)で表される。
周囲の人が全員その感染症への免疫がない状態で,一人の患者から平均何人の二次感染者が生まれるかを意味する値。

推定値ですが、
武漢肺炎ウイルスのR0値は1.4~6.6    武漢では2.25くらいか?

インフルエンザ 2〜3
ポリオ・天然痘・風疹 5~7
はしか 12~18

 

三密を避けることでクラスター感染を防ぐ。手洗いして、身を守る。熱があるなら、出歩かない。この程度の努力で、Rを1以下にできる。

あとは帰国者の検疫でしょう。

コンテイジョン (字幕版)

 

*1:度量や品性に欠けている人。

小人(しょうじん)閑居して不善をなす つまらない人間が暇でいると、ろくなことをしない。