ドラマは、再放送だけでいいかもしれない
今年の梅雨は長いですね。
そろそろ、西の方から猛暑がやってきそうですが。
湿度が高いとカビが生えたり、室内もじっとり。
しかし、悪いことばかりではありません。
エアコンをつけないので、電気代が安くていい。何年か前は、6月の末からつけてましたからね。
乾燥しやすい肌がしっとりしている。モイスチャなんとかの天然うるおいですね。
なんといっても、熱中症の心配がないのが一番。
猛暑の中、エアコンが壊れたら、人間の方が昇天です。
ドラマの再放送で、よかったのが「アシガール」(2017)と「愛していると言ってくれ」(1995)の2つでした。
「アシガール」は、すばらしい原作をそこなうことなく、イッセー尾形のくさい芝居など味付けもよし。黒島結菜という得難い主役をむかえ、楽しめるシリーズでした。このまま大河ドラマの一作としてカウントしたいほどです。
NHKは将来の朝ドラ候補を抜擢して、ドラマの主役として投入してきます。
でもね、朝ドラなんか出なくてもいいんです。その前に、前哨戦だったはずの出演作がよかったりするから。
黒島結菜といえば、「アシガール」。代表作は、これで決まり。
小芝風花なら「トクサツガガガ」、清原果耶なら「透明なゆりかご」。清原果耶は、朝ドラに決まったようですが。
役者にしてみれば、通過点に過ぎないものが、観るものの記憶に残るものなんです。
そうそう、ドラマはほぼ原作のまま進行するのですが、両親の設定が変わってました。お父さんが専業主夫、お母さんがお医者さん。速川家の家計を支えているのは、お母さんなんですね。
家族内での男女の役割の違いとしては、「光の帝国」(2001)が先駆的でした。妻(檀ふみ)が大学の先生、夫( 小日向文世)は売れないフリーライターで取材の時以外は家にいる。
16年たって、専業主夫の時代となりました。今後は、どう変わっていくのでしょう。