あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

介護付き有料老人ホームとは

コロナのさなか、最後のひとりが亡くなり、要介護者はゼロとなりました。
残されたのは、元気な高齢者ばかり。
介護について勉強したのが、介護保険以前だったため、ケアマネの存在も知らずにあたふたする場面も。
いまや、さまざまな施設が乱立し、専門家でも説明に困るほどの状況に。

自分の知らない金融商品は、買ってはいけない
これが大鉄則です。
介護も同じと考えれば、まずは知ることから始めるしかありません。
そんなとき、雑誌に載っているようなランキングやWebのクチコミは、あてにならず。

いちばんの問題点は、決めるまでに時間がないことです。
入院した親が、治療を終え、病院から退出を迫られ、あわてて行き先を探し回る子。
典型的なパターンです。
これを避けるには、事前に親と話し合い、あちこちに見学に行き、体験入居する。
こういったワークフローをこなすしかありません。
でも、なぜか仕事ができる人でも、おざなりに。

まずは、こんな本から入るのはどうでしょう。

親を老人ホームに入れようと思った時に読む本

介護付き有料老人ホームについて書かれているが、グループホームや特養との違いもわかる。施設の都合や保険制度の限界を知りつつ、どこにするか考える材料となるでしょう。

有料のホームは、たしかに高いけど、サービスは特養より充実しています。職員の質も高い。さらに、選択に困ったときに紹介してくれる所がある。賃貸マンションを仲介する不動産屋みたいなものですね。認知症もあり自宅介護は無理だったので、紹介で入ったホームは安住の地となりました。本人は状況を把握できませんが、家族からみればハッピーな結果が得られました。

なにしろ数が多いので、個別のケースについての情報も出てくる。
たとえば、
田舎への「Uターン介護」は、親のためにならない

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57094

「介護破産」しないための家族会議のポイント

https://news.yahoo.co.jp/articles/d34824772501c422a5cddfdd6576129e5ca14418

とにかく、情報に振り回されずに、自分にとって必要なものを選択する。
そのために、なんでも活用する。
まとめとしては、ものすごくカンタン。
実践も、そうでありますように。