あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

サッカーを見て、いちばん楽しいのはU-20女子W杯

なぜかといえば、優勝候補だから。
はじめから負けそうなチームでは、見てもつまらない。
若手スターが勢ぞろいした2016年、監督のせいなのか優勝を逃した。ここぞというところで強さを発揮できず。
2018年、相対的に見て史上最強のチームで優勝。とにかくうまかった。
コロナで開催されなかった2020年をはさみ、いよいよ2022年。
本大会のレベルは、史上最高。これまで優勝経験3回を誇るアメリカとドイツが予選を勝ち抜けないほど。どこまでやれるか、日本!

準々決勝の相手は優勝候補のフランス。事実上の決勝戦です。期待を裏切らずに、いい試合を見せてくれました。結果は、


U-20女子日本代表 3-3(PK:5-3) U-20女子フランス代表


パワーとスピードに勝るフランスを、得意の複数ディフェンスでしのぐ日本。ボールは支配できても、フランスに技ありシュートを決められてしまう。追いつかれての延長戦、逆にリードされ、そのままロスタイムに。絶体絶命のピンチ。
そこで拾ったPKを決めて、同点に。いやー、ハラハラ、どきどきでしたね。

2011年W杯の決勝ゴールを思い出しましたよ。
2018年のときは、余裕を感じるほどの試合運びで完勝。
今回は、実力では上のチームに競り勝った。これを強さという。

W杯で優勝してからしばらく、海外のチームは日本に勝てなかった。W杯では対戦しなかったフランスと試合したとき、当時最強のネシブは、日本の選手を蹴散らしてドリブルし、シュートを打ってくる。それでもゴールを割れない。彼女は、どうしてこんな弱いチームに勝てないのか、不思議に思ったのではないか。
粘り強いディフェンス、先攻されても負けずに得点してくる。あの強さが、今大会のU20チームによみがえっている。

ネシブはアルジェリア系だったけど、フランスチームになじんでいた。本大会では、まるでアフリカのチームと対戦しているようだった。スピードとパワーが、フランスのチームカラーを根底から変えてしまったようだ。

ラグビーは南洋からの留学生とかを受け入れて強くなった。サッカーも見習う時期に来たのかも。男子はブラジル偏重だったからね。

さて、今晩は準決勝。相手は新興国ブラジル。日の出の勢いを止められるか、日本!