あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

電気掃除機なら紙パック式がベスト

我が家の掃除機たち

初代は、ハンディタイプでした。片手に本体、片手にホースを持って、タンスの上、桟、車のシートまで、何でもこなしてくれました。
2代目は、オーソドックスなずんぐりむっくり型。ところが、これが使いにくい。掃除中に、ホースが抜けてしまうのです。こんな間抜けな製品を作ったメーカーの名は伏せますが、最近つぶれそうだと話題になってるようですね。

いろんな機種がありますが

ロボット型は楽しそう。だんだん賢くなり、部屋の隅々まで勝手に掃除してくれる。ペットを飼っているみたい。でも、和室もあるし、高いところは掃除してくれない。

サイクロン式もスマート。とくに充電タイプなら、気が向いたときにさっと掃除できる。でも、吸い込んだゴミが見えてしまうし、ゴミを捨てるときに掃除機を掃除するのがめんどう。

そうやって消去法で選ぶと、昔ながらの紙パック式が残りました。電気コードを引きずりながら、納得のゆくまで掃除できます。

さて、選ぶ基準を考えてみましょう。

パワーは、ほどほど

家庭用に巨大なパワーは必要ありません。パワーが大きくなると、本体が重くなり、音も大きくなりがちです。かといって、充電タイプではパワーが弱すぎる。

本体の重さは、3キロ以下

3キロ超の掃除機を持って歩くのは大仕事です。とくに2階のあるお宅では避けた方が。

高性能なフィルター

気密性の高い室内で、花粉の季節や梅雨時に窓を閉めたまま、掃除機をかける必要があります。そのときに、フィルターからいやな臭いが噴き出るようでは、掃除する気力をなくします。ここは予算を奮発するポイントです。

それでは3代目を紹介します

日立 掃除機 紙パック式 かるパック シャンパン CV-PC500 N

通称、かるパック。名前からして軽そうですね。

使用感

本体2.3kgという軽量ボディに、しっかりとしたホース。音の大きさは並で、フィルターの性能が抜群。1部屋ごとに、コードを抜き差しする手間はありますが、絨毯のゴミもしっかり取ってくれます。掃除が楽しくなりました。

欠点ですか。もちろんあります。ホースが重いので、高いところを片手で掃除するのが難しい。両手を使うと、ボディが持てません。2人で分業するのがベストですね。

高性能な紙パックは高価ですが、通常の使用だと満タンになるまで数か月かかります。車のオイル交換のような間隔です。紙パックの交換も、手を汚さずにできます。

総合評価

手ごろな価格でコストパフォーマンスと満足度の高い電気掃除機です。

スーツケース1個で引っ越しするのが理想

スーツケース1個で嫁に行った子がいる。実家に帰るとき、赤ちゃん付きだったので、荷物が増えてしまったけど。

自分がもう一度引っ越しするなら、単身者パックを選びたい。小さなコンテナボックス1杯分を運んでもらえる。

シニアパックというのもある。荷物を捨てられない人向きに、2時間指導してもらえる。そのころは、今より決断力がなくなっていると思うので、役に立ちそうなサービスだ。

持ち物リストは、洋服とパソコン、思い出の品少々、あとはスポーツ・グッズ。本と家電、家具は捨てよう。これなら、2立方メートル弱に収まるだろう。人間の移送の方が問題かもしれない。貴重品を身につけ出発してみたものの、気がついてみると、旧宅の前に立っていたりして。

単身者パックがいくら安いとはいえ、同一市内でも1万円以上かかる。荷物をスーツケース1個に詰め込んでしまえば、タクシーで移動しても安上がりだ。荷物と人間が生き別れになる心配もない。かさばるものだけ段ボールに入れて、別送してもいい。総予算1万円の引っ越しだ。

3月にときめく

30年もたつと、物が増えてくる。

いよいよ断捨離かというフェーズで登場したのがコンマリさん。

「ときめくもの」だけを残して、その他はバッサリと処分。決められた手順で実行すれば、リバウンドしません。まるで魔法のよう。
でもね、洋服の山に抱きついても、加齢臭がただようだけ。
もしドキドキするようなら、病院に行かなくては。心臓が悪いのかもしれない。

  1. プチ断捨離

    捨ててみました、洋服を。

    たしかに片づきました。
    いつも使うものは洋服ダンス1段半に。夏物やアウターは別ですが。
    つるしもので場所をとっているのが、式服。
    合服、冬服、そして形見分けでやってきたもの、計3着も。
    もう結婚式は出ないし、葬式もあと1回だけ。
    それが終わったら、バッサリと処分しよう。

  2. あしたはどっちだ?

    いくら処分しても、まだ大量に残っている本をどうしよう。
    ミニマリスト時代でも、本だけは例外だったからなあ。
    そのころ、売れそうな本をセレクトし、古本屋に持ち込んだ。
    そして何枚かの千円札を握りしめ、電気屋へ。札束は、電気コタツに化けた。
    コンマリ方式で中身を見ないでボイ、というのは無理なので、ちまちま捨てていくしかなさそう。

  3. 気合いを入れる

    なんとなく片づけなくては、と思いつつも手がつかないとき、背中を押してもらったのが「ときめき」シリーズだった。捨て変態ぶりがおかしくて、ついその気になってしまった。捨てパワーを最大に発揮するには、引っ越しがいちばん。予定日に向けて一気にテンションが高まる。もっとも、その後で疲れて寝込んだりするのがシニアのお約束ですが。

まずは
人生がときめく片づけの魔法
近藤麻理恵を味わってみてください。

マニュアルとしては
イラストでときめく片づけの魔法
が使えます。

では、きょうもスッキリ・ライフを。

はじめまして

昭和生まれのおじさんです。ミニマリストを卒業し、やがてアーリーリタイアしました。その後ノマドにはならず、ブロガーとなりました。

人生の折り返し点を過ぎ、必要なものは買い替え、そうでないものは削ぎ落としていこうかと思います。

節約しつつも、楽しく過ごすためのあれこれをつづっていきます。どうぞよろしくお願いします。