あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

コロナ

ファイザーワクチンのあれこれ

きのうは、「スパイクタンパク質の全体」を抗原とするワクチンをうつと、抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するかもしれない、というお話でした。 一般紙だと、文章もわかりやすい。けど、どこまで本気にしてよいものやら。 イスラエルからのレポー…

コロナの文献は、1か月で古典に

前回は、ファイザー製ワクチンの効果を調べたら、高齢者は20代の半分、喫煙者は35%低下だった。スモーカーには悲しいお知らせでした。 さて、コロナをめぐる状況は、ここ1か月ほどで様変わり。古い情報はつねに更新しないといけません。 逆に言えば、数か月…

論文は読んだけれど

教科書に目を通したら、さっさと個別の話へと進む。よく原典に当たれ、と言われるけど、コロナ関連では、めんどうだし、ときに難解。たとえば、これ。 https://utsunomiya.hosp.go.jp/files/000159482.pdf 論文より新聞の方がわかりやすい。グラフも見やすく…

免疫とワクチンのおさらい

ワクチンは、話が入り乱れて、筋がわかりにくい。そこで札幌市の広報誌を手がかりに。マンガの部分も、できるだけ文字に起こしてみます。見出しなどは、行政がおすすめしたい情報で、それに対するコメントには私感が混じっています。 https://www.city.sappo…

コロナウイルスに立ちはだかる白血球

さて、いよいよ免疫系の話です。 免疫は、機能面から2つに分類できる。液性免疫は、抗原に対して特定の抗体がつくられ、それによって生体を防御する仕組みで、リンパ球のうちのB細胞が担う。抗原抗体反応です。細胞性免疫は、生体内に侵入してきた病原体に…

コロナウイルスに立ち向かうファイターたち

人体には、防御機構が備わっています。免疫は、特定の病原体が入ってくると、それをしっかり認識して排除する。これは決まった相手にしか働かないため、特異的防御機構と呼ばれる。 一方、「異物であれば、相手を選ばずなんでも攻撃する」のが非特異的防御機…

mRNAよ、こんにちは

生物の教科書って、細胞の話からはじまって、こまごまとした知識が並び、ついていくのが大変。メッセンジャーRNAで早々と挫折した。いまどきの子たちは、生物を選択していない人も多いとか。団塊の世代は、生物が必修だったけど、大昔すぎてDNAの話が載って…