北陸では、子どもを産んでもみんなが働き続ける
それゆえ「義理の両親も子育てを手伝うのが当たり前という文化がある」そうです。
一方関西では、保育園にも入れず、「子育ては母親の仕事だ」と誰も手伝ってくれない。
地域差と聞いてもピンとこない話が多いですが、データを示されると納得してしまいます。北陸は、関西よりも女性の就業率が高く、正規雇用の割合も高い。北陸で軽自動車がよく売れるのも、それと関係しているのかもしれないですね。
東京は北陸と関西の中間ですが、未就学児のいる家庭に限定すると、就業率が関西並みに低下します。待機児童が多いですからね。
この事実を知っていれば、子育てしながら働きたい北陸の女子は、地元の大学を出てそのまま就職するのがベストです。大都会へ行くなら、関西の大学ではなく東京の大学に進学し、就職するときにUターンするのがよさそうです。在学中に結婚相手を見つけたとき、関西よりも東京の方が就業環境がましです。
シニアのITライフ 電網編
前回のPC・スマホにつづいて、ネットのお話。
今は選択肢が増えたので、ややこしいですね。自分の生活に合わせて選びましょう。
1.光回線は速い
すでに光回線が入っていれば、そのままで。キャンペーンを利用して他社に乗り換えると安くなります。固定電話をひかり電話にかえると、さらにお安く。ただし、工事が遅れることがあるので、気長な人向きです。
たとえばOCN光
地元にケーブルテレビがあれば、そこで光回線に加入できます。安くはないですが、いろいろサポートしてくれます。シニアにはおすすめ。
2.無線で暮らす
2-1モバイルルーター
引っ越しなどでネットワーク環境を変えるなら、光回線がなくてもなんとかなります。ルーターが1台あれば、パソコンもスマホもネットに接続できます。たとえばWiMAX
加入前に必ずテストしましょう。自分が使いたい場所・時間でつながるかどうか確かめておかないと、後悔します。
かつての私は、ここ。急ぎだったので契約しましたが、我が家ではスピードが出ず、ときどき通信が途切れました。それでも使いたい放題というのは気が楽でした。
2-2格安SIM
電話なしのデータSIMなら料金も格安。たとえばLINEモバイル。
端末のセットもあります。たとえば
どちらもドコモの回線を使っています。
もし光回線がOCNなら、モバイル割を利用でき、毎月200円安くなります。
最近auが新しい料金プランを作りましたが、mineoの方がずっと安いです。
OCNモバイルやmineoは、低速モードを利用できます。ネットラジオを1日中かけっぱなしでも通信料金はタダです。
2-3キャリア
お金が余っているシニア向きです。お店で親切に教えてもらえます。料金は高いですが、サポート代込みと思えば納得できます。
3.レガシーを活用する
むかしADSLに加入し、継続している人。スピードに不満がなければ、そのままに。光回線よりも低料金です。
4.シニア向けのまとめ
スマホまたはタブレットを1台と格安SIMを組み合わせるのがいいと思います。ケーブルや無線LANルーターなどの余計なものと無縁で生活できます。もちろん節電にもなります。
できれば身近なところで電脳秘書を見つけましょう。めんどうな設定などを丸投げできます。見つからない場合は、光回線ならケーブルテレビ、無線ならキャリアを選択するのが無難です。
シニアのITライフ 電脳編
ITがらみはハードウェアとネットを切り離せないのですが、分けてみます。
1. タブレット1台で暮らす
老眼が進行中でうるさいこと言わない人は、これがベストです。
あとは予算と見栄えと画面サイズで決めましょう。
見栄え重視ならiPadです。
安いの大好きなら
アウトドアでも使いたい人は8インチ以下、
雑誌を読みたい人は10インチ以上。
世の中には、9インチクラスの古いタブレットでブログを書くツワモノもいます。
2.パソコンがメインで スマホも使いたい
ブログを書くのでキーボードが必要ならパソコンが使いやすい。
映画を見たり、音楽も聴きたいという欲張りな人向けです。
キーワードはiCore5とSSD、セールなら10万円ほどで買えます。
このクラスなら3年は使えるでしょう。
スマホは普及品なら3万円以下、格安SIMを使います。
たとえばHUAWEI P10 lite
私は、ここ。しかし、パソコンは購入してから4年をすぎ、あちこちガタがきています。音はいいのですが、そろそろ買い替えです。
3.パソコンは年賀状を作れればいいので、高級スマホがほしい
パソコンはセールで5万円ほどの機種で十分です。
その代わりスマホはXperiaの新型にしましょう。
防水でSuicaが使えるし、テレビ付きです。
もちろんiPhoneだっていいですよ。
ネットで買うなんてめんどうです。ドコモのお店に行きましょう。
4.レガシーを活用する
古いケータイが残っていたら、保存しておきたいですね。ドコモなら山でも電波が届きやすく、電池切れの心配がない。ソフトバンクなら家族間無料で電話かけ放題。1人あたり毎月約1000円の維持費です。スマホはデータSIMとIP電話でOK、緊急の通話はケータイで。
60年代は洋楽が熱かった
戦後の日本は、アメリカ文化に染まったようなイメージがあります。笠置シズ子「東京ブギウギ」、江利チエミ「テネシー・ワルツ」、小坂一也「ハートブレイク・ホテル」など。やすらぎの郷にお住いのミッキー・カーチスは、ロカビリーのスターでした。
60年代になると欧州からも直輸入の洋楽が入ってきます。
ドメニコ・モドゥーニョの「ヴォラーレ」で勢いをつけて、ミーナが登場しました。
Mina「Tintarella Di Luna」
ナポリとは関係ありません。
東京オリンピックのころはカンツォーネ・ブームで、伊東ゆかりがサンレモ音楽祭に参加したのは1965年でした。
ボビー・ソロ「ほほにかかる涙」
甘い声のマカロニ・プレスリー。
ジリオラ・チンクェッティ「夢みる想い」
まだ16歳。
シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」
フランスだって負けてはいない、レナウンのCMにも出ていましたね。
ミルバ「カンツォーネ」
アイドルばかりではなく、本格派も。
Gigliola Cinquetti「La pioggia」
60年代最後の輝き。
おまけ
あちらの音楽に日本語の歌詞をつけて歌う和製ポップスもはやりました。岩谷時子がその代表です。中でも最強の訳詞は、
7分過ぎをご覧ください。菅野美穂の愛唱歌です。