なんとなく気になる年金 その決断の時期は?
免許は5年、パスポートは10年ごとの更新です。期間ではなく、実年齢で見直したいものがあります。
もうすぐ50歳
個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入するのなら、50歳までにしましょう。それ以降になると定年までの期間が短くなり、投資によるメリットよりもデメリットの方が大きくなる可能性があるからです。
もうすぐ55歳
保有しているクレジット・カードを見直すチャンスです。55歳になれば、会費無料のシニア・カードに移行できます。健康診断などのサービスもついてきます。
もうすぐ60歳
年金の受け取り方を決める時期です。仕事をずっと続けるのなら、公的年金の支給開始を繰り下げることができます。70歳まで繰り下げると、受け取る年金が最大で42%アップします。
もし、個人年金を積み立てているなら、年金払いではなく一時金として受け取りましょう。その方が節税になることがあります。
年金はややこしい問題で、人によって正しい答えが違います。前もって調べておくのがベストです。
追記
個人年金は、健康保険の扶養の条件に引っかかることがあります。そうなると国保税がかかり手取りが減ってしまう場合も。その他にも、個人年金には落とし穴がありそうです。数年先まで見越して受け取り方を決めるのは、私にはちと難しい。
忘れ物にご注意願います、という車内アナウンスレベルの話でもうしわけないです。自分の見落としたものが、どなたかの役に立てば…、いいのですが。
特撮映画の名作「大魔神」をとことん味わいつくす
戦後の特撮映画のベスト3は、ゴジラ、モスラ、そして大魔神
「大魔神」は、怪獣映画ではありません。時代劇です。3作シリーズなのですが、いずれも座頭市や眠狂四郎の監督が作りました。ですから、痛快娯楽映画として、脚本の穴も含めて楽しめます。
「大魔神」は、1作目がベストです。2作目は、前作と似たようなストーリーで水がテーマ。出演者がグレードアップし、鐘の音を効果的に使っています。3作目はマンネリを避けるためか、子役を投入しました。紅葉や苔むした山道がきれいで、雪がテーマです。
さて、1作目ですが、大魔神が暴れるまでに時間がかかります。ストーリーがゆっくり展開し、満を持して登場。期待を裏切らない破壊力です。そして目がこわい。敵味方関係なく、無差別に踏みつぶしていきます。
ゴジラやガメラはリメイクされたのに、大魔神はリメイクされませんでした。その理由を考えていて、ある仮説にたどりつきました。
大魔神は、家内で暴れまわる父親を連想させるからではないかと。なにしろ軍隊というところで、みっちり仕込まれた若者が、結婚して子を作ったのです。キレルとこわい。どうにも止まらない。「ALWAYS 三丁目の夕日」では、堤真一がゴジラになっていましたね。あれはパロディだから笑っていられるのです。
ついでに
企画のヒントになった映画は、
2作目の湖のシーンのオリジナルは、
北陸では、子どもを産んでもみんなが働き続ける
それゆえ「義理の両親も子育てを手伝うのが当たり前という文化がある」そうです。
一方関西では、保育園にも入れず、「子育ては母親の仕事だ」と誰も手伝ってくれない。
地域差と聞いてもピンとこない話が多いですが、データを示されると納得してしまいます。北陸は、関西よりも女性の就業率が高く、正規雇用の割合も高い。北陸で軽自動車がよく売れるのも、それと関係しているのかもしれないですね。
東京は北陸と関西の中間ですが、未就学児のいる家庭に限定すると、就業率が関西並みに低下します。待機児童が多いですからね。
この事実を知っていれば、子育てしながら働きたい北陸の女子は、地元の大学を出てそのまま就職するのがベストです。大都会へ行くなら、関西の大学ではなく東京の大学に進学し、就職するときにUターンするのがよさそうです。在学中に結婚相手を見つけたとき、関西よりも東京の方が就業環境がましです。
シニアのITライフ 電網編
前回のPC・スマホにつづいて、ネットのお話。
今は選択肢が増えたので、ややこしいですね。自分の生活に合わせて選びましょう。
1.光回線は速い
すでに光回線が入っていれば、そのままで。キャンペーンを利用して他社に乗り換えると安くなります。固定電話をひかり電話にかえると、さらにお安く。ただし、工事が遅れることがあるので、気長な人向きです。
たとえばOCN光
地元にケーブルテレビがあれば、そこで光回線に加入できます。安くはないですが、いろいろサポートしてくれます。シニアにはおすすめ。
2.無線で暮らす
2-1モバイルルーター
引っ越しなどでネットワーク環境を変えるなら、光回線がなくてもなんとかなります。ルーターが1台あれば、パソコンもスマホもネットに接続できます。たとえばWiMAX
加入前に必ずテストしましょう。自分が使いたい場所・時間でつながるかどうか確かめておかないと、後悔します。
かつての私は、ここ。急ぎだったので契約しましたが、我が家ではスピードが出ず、ときどき通信が途切れました。それでも使いたい放題というのは気が楽でした。
2-2格安SIM
電話なしのデータSIMなら料金も格安。たとえばLINEモバイル。
端末のセットもあります。たとえば
どちらもドコモの回線を使っています。
もし光回線がOCNなら、モバイル割を利用でき、毎月200円安くなります。
最近auが新しい料金プランを作りましたが、mineoの方がずっと安いです。
OCNモバイルやmineoは、低速モードを利用できます。ネットラジオを1日中かけっぱなしでも通信料金はタダです。
2-3キャリア
お金が余っているシニア向きです。お店で親切に教えてもらえます。料金は高いですが、サポート代込みと思えば納得できます。
3.レガシーを活用する
むかしADSLに加入し、継続している人。スピードに不満がなければ、そのままに。光回線よりも低料金です。
4.シニア向けのまとめ
スマホまたはタブレットを1台と格安SIMを組み合わせるのがいいと思います。ケーブルや無線LANルーターなどの余計なものと無縁で生活できます。もちろん節電にもなります。
できれば身近なところで電脳秘書を見つけましょう。めんどうな設定などを丸投げできます。見つからない場合は、光回線ならケーブルテレビ、無線ならキャリアを選択するのが無難です。
シニアのITライフ 電脳編
ITがらみはハードウェアとネットを切り離せないのですが、分けてみます。
1. タブレット1台で暮らす
老眼が進行中でうるさいこと言わない人は、これがベストです。
あとは予算と見栄えと画面サイズで決めましょう。
見栄え重視ならiPadです。
安いの大好きなら
アウトドアでも使いたい人は8インチ以下、
雑誌を読みたい人は10インチ以上。
世の中には、9インチクラスの古いタブレットでブログを書くツワモノもいます。
2.パソコンがメインで スマホも使いたい
ブログを書くのでキーボードが必要ならパソコンが使いやすい。
映画を見たり、音楽も聴きたいという欲張りな人向けです。
キーワードはiCore5とSSD、セールなら10万円ほどで買えます。
このクラスなら3年は使えるでしょう。
スマホは普及品なら3万円以下、格安SIMを使います。
たとえばHUAWEI P10 lite
私は、ここ。しかし、パソコンは購入してから4年をすぎ、あちこちガタがきています。音はいいのですが、そろそろ買い替えです。
3.パソコンは年賀状を作れればいいので、高級スマホがほしい
パソコンはセールで5万円ほどの機種で十分です。
その代わりスマホはXperiaの新型にしましょう。
防水でSuicaが使えるし、テレビ付きです。
もちろんiPhoneだっていいですよ。
ネットで買うなんてめんどうです。ドコモのお店に行きましょう。
4.レガシーを活用する
古いケータイが残っていたら、保存しておきたいですね。ドコモなら山でも電波が届きやすく、電池切れの心配がない。ソフトバンクなら家族間無料で電話かけ放題。1人あたり毎月約1000円の維持費です。スマホはデータSIMとIP電話でOK、緊急の通話はケータイで。