あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

老いに抗わない女

中国の歴史ドラマを見るようになって気づいた。
自分は、整形美人に弱いと。
とくに目とか鼻とかアゴ
このあたりをいじりすぎると、正視できなくなり、途中リタイヤしてしまう。
逆に、膨らませても不自然。
歳相応に見えないからだ。

樹木希林は、眉毛だけは絶対にいじってはダメだと言っていた。
それに逆らったのが、浅田美代子
いくら反対されても、眉毛を整えることをやめなかった。
それでも、60代になって「どう見られたってかまわない」という境地に。

吉永小百合が相手でも、いきなり「どちらで直したの?」などと突っ込んでいく。なんとも困ったばあさんなんだが、松岡茉優黒木華多部未華子も、この洗礼を受けていそう。
樹木希林は、あくまでも役者が整形することに反対した。
役者でなければ、いくらでもいじればいいと。

歳相応のおあばちゃんに見えるおばあちゃん。
かくなる不在を埋めるのはだれか?

ひとりじめ (文春e-book)