あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

ケーキ ケーキ ケーキ、景気のいい生活

5%還元でポイントが戻ってきました。初回は1店舗で4000p。思ったよりも多かった。上限が1.5万pゆえ、お楽しみはとっておこう。これなら来年の目標還元率2%は達成できそう。


消費抑制のために消費税をアップしてくれたのだから、お上に逆らってはいけない。まずは大きな出費を差し控えよう。自動車は13年乗るぞー。もちろん、住宅は買わず、保険にも入らない。

 

かといって、ちまちました生活もつまらないので、クリスマスにはタルトを奮発。ラズベリーのをね。

魔法洋菓子店ソルシエ 苺 タルト 5号 (通常版 : プライム配送のみ)

 

ついでに、シュトーレンも。↓を食べたことはありますが、今回は近場で予約しました。

南ヶ丘牧場 シュトーレン

何日か寝かせて、フルーツをなじませます。開封後は、密封して冷蔵庫で保存。少しずつ味わいます。

 

テ・オ・レ(テ・コン・レチェ)を飲みつつ、ケーキを食す。年末は、すっかりヨーロピアン。正月は、おせちで純ジャパになろう。もういくつ寝ると…。

引きこもり大国

平成になってすぐ、事件が続きました。
アニメ会社のそれは、記憶に残りそう。

気になったのは、犯人を引きこもりと報道されたことです。
ことばの定義がめちゃくちゃ。「自室や家からほとんど出ない状態だけでなく、趣味の用事や近所のコンビニなど以外に外出しない状態が6カ月以上続く場合」(内閣府)。それなら、私だってりっぱな引きこもり。該当者がたくさんいれば、予算も多くなる。そういうこと?

引きこもりは、遠くまで行くのは困難ですよ。それも単独で、荷物を持って。
外に出ても、家にひもでつながれているような感覚があり、すぐに帰宅したくなります。お出かけ中も、コンビニをめざして飛び石伝いに、ぴょんぴょん移動するのです。引きこもりの名誉にかけて、あの人は違います。

一説によると、「引きこもり」は「失業、無職、おひとりさま」と同義だそうです。それが正しいのなら、こじらせないためには、アルバイトでもいいから外に働きに出て、配偶者を見つけることです。2人で暮らせば、仕事以外の外出も増えるでしょう。

だいぶ前から厚労省の「引きこもり対策支援事業」というのが進められていて、各都道府県には「引きこもり地域支援センター」が設置されていたのですね。家からそう遠くないところに支援施設があることも判明。

大人の引きこもりも受け入れているワンステップスクールというのを知りました。テレビの取材も受けているようです。校長曰く、

「夫婦仲がいい家庭で、子どもが引きこもるケースを、僕は今まで見たことがない」しかし「家族関係がよくなったからといって、社会に出られるわけではない」と。

「大人の引きこもり」を救え!


中には、自立型の引きこもりも。20代で両親と同居、ネットを活用して収入を得ています。食うのに困らない個人事業主、ほとんど外に出なくても、問題なし。私からみれば、理想の生活です。


非自立型の引きこもりと暮らす親御さんは、自分たちがいなくなった後のことが心配ですね。ある程度の資力があれば、こんな手引書もあります。

高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン 親亡き後も生きのびるために

こういう本が7年も前に出版されていたのですね。

平成から令和にかけて、2つのミニ・ブーム

「令和」の出典が万葉集ということで、ちょっとしたブームに。
花見といえば今は桜ですが、万葉人は梅を味わったのでした。

身近なところではやったのは、筋トレです。
「まだ結婚できない男」にご出演の草笛光子さんも、「1に筋肉、2に筋肉」と力説されてます。若いころ松竹歌劇団で鍛えたおかげか、86歳とは思えぬ身のこなしです。

平成の終わりにNHKがしかけた美尻ブーム

岡部友が、1週間で3つの番組に出演。
実践した人に、聞いてみました。
おすすめの体操のいくつかを、寝る前にちょこっとやるだけで、かなり効果があったとのこと。

美尻トレ 究極のヒップメイク (文春e-book)

「武器ではなく 命の水を」2016

今年をふりかえっているうちに、ビッグニュースが飛び込んできた。
首相もコメント、NHKでも再放送あり。

もともとが蝶よ花よの人です。
遠征のとき、山奥で病に苦しむ人を見てしまった。
医者なのに、薬を持ってない。
ほっとけない、という男気がもりもりで、ついにはボランティアとして再訪。
自前のNGOまで作ってしまった。

ところが医療以前に命を落とす人がいた。
清潔な水と食料があれば、生き永らえたのに。
そんなわけで井戸掘りにチャレンジ。そのおかげで渇きはいやせた。
しかし農地は荒廃したまま。これでは食えない。
そこで用水路を作ろうと考えた。しかも巨大なそれを。
そのプロセスをテレビでは映し出していた。

用水路の建設は、医療の延長上にある。住民の命を救うための活動だ。
広範囲の緑地化に成功し、治安も回復。
結果として、平和が実現できた。
そこを強調していましたね。

中村さんは、東大寺建立に協力した行基みたいな人。
クリスチャンなのに、「一隅を照らす」とも。
これは最澄のことばだそうです。
オレに共感したからといって、何も海外でボランティアしなくてもいい。
自分が今いる場所で、足元を掘れ。そんなアドバイスをすることでしょう。

中村さんは、戦国武将に似ています。
治水は、国造りの根本。
武田信玄は、信玄堤を築いて甲府盆地を水害から守りました。
お城ではなく、マドラサを作ってましたね。
金山を掘る代わりに、基金を作り、寄付を募りました。
しょっちゅう遠征するので、父親が不在。これはご家族も…。
違うのは、武力を使わなかったこと。
残念ながら、最後は討ち死にでした。

有名人なので、あちこちでネタにされるでしょう。
追悼記事を書くよりも、ペシャワール会の維持会員になる方が、中村さんは喜びそう。
クナール川の流域葬にしてあげたかったです。

 

天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

祝、消費税アップ

秋には大きい台風が2つも上陸しましたね。そのどさくさにまぎれて消費税が10%にアップ。

定点観測の商品は、2段階で値上がりました。まず内税から外税になり8%アップ、それでも足りなかったようで定価までも値上げ。その結果、支払額は1か月ちょっとの間に15%も上がりました。現金のみなのでキャッシュバックはなし。お店への足が遠のきそうです。政府は、消費を抑制したいのですね。

 

9月は風台風で千葉県の送電線がずたずたに。屋根を飛ばされる家屋が多数。知事が不在だったり、自衛隊への救援要請が遅れたり。その教訓を生かして、台風19号では行政の対処が早かった。

それでもトラブルはありました。前日の夕方から、メールの遅配が発生。当日は、国土交通省のサイトにアクセスできなくなりました。雨量と水位のデータが読めないのです。いちばん重要な情報なのに。

荒川も利根川も満水でした。遊水地や放水路のおかげで、なんとか決壊をまぬがれました。でも、それは結果論。

茨城県の境町は、住民に広域避難を呼びかけました。利根川から水があれると、町の大半が水没するからです。

一方、東京の江東5区は何もせず。運を天に任せてしまいました。もし台風のスピードがもう少し遅かったら、荒川はどうなっていたやら。

 

対処法をまとめると、江東5区の場合、

  • 電車の運休が決まったら、動いているうちに遠くへ避難する。
  • とくに高齢者は、雨が降り出す前に。
  • 緊急避難するときは、てんでんこ。自分の身を守るのが先。年寄り(私も)は放置。
  • 籠城するなら、2週間分の水と食料を。ゼロメートル地帯では、排水するのに時間がかかる。

こんな感じでしょうか?


逃げた先が水没したのでは、シャレになりません。遠すぎては、たどり着けません。避難先を探すのは、ちょっと難題かも。

日本水没 (朝日新書)