あれから30年 その後のミニマリスト

節約しすぎないシンプルライフ

2021年3月

3月31日

いよいよ年度末。
キャッシュレスをおさらいすると、クレジット・カードは2枚持ちに。
どちらも会費無料。
ことしもポイント還元してほしい。
☆彡
コロナのおかげで、接触タイプが注目されている。
Suicaが使えるなら、現金とクレジット・カード、Suicaの3つだけに集約できる。
Suicaは、モバイルもあるけど、ビッグカメラなどのビューカードがいい。
改札を通った時に、オートチャージしてくれるし、1.5%還元だし、ポイントの消化も楽チン。
☆彡
Payと名がついて、よさそうなのは、QuickPay、ApplePay、楽天Payの3つだけ。
その他のは、不安が伴う。
ApplePayモバイルSuicaのペアが一番。還元率も2.5%に迫る。ただし、チャージするのがVISAカードなので、使えるのは店舗に限られる。
Masterの方が使い道が多いらしいが、詳細は知らない。
楽天カードがメインの人には、楽天Payがよさそう。

とにかくQRコードよりもFeliCaがベター。
☆彡
こんなふうにゴタゴタしていたのが、クレジット・カード自体が非接触で決済可能になる予定。そうなったら、スマホなんて要らない。
☆彡
ということで、これまでと同様、今後もスマホ決済を使わない。
もし、メインのお店でApplePayが使えるようになったら、モバイルSuicaでポイントを稼ごう。

 

3月29日

マイルを少し貯めてみたけど、使い道がない。
1万マイルあれば、ポイント交換ができるけど、割に合わない。
よそのポイントをマイルに換えると半減するのに、マイルから戻しても2倍にならない。
つらつら考えるに、航空券を手にするのでなければ、マイルはいらないな。
とりあえず、有効期間を延長しておいた。
このまま、失効しそう。
☆彡
おまけに、JALANAも情報流出した。
重大ではないと主張しているが、悲しい。
だいぶ前だけど、メールアドレスが漏れ、スパムがわんさか来たことがある。
そのアドレスは破棄した。
人間が年を取って失するのは当たり前だが、立派な会社が漏らすと、みっともない。

 

3月28日

教養とかドキュメンタリーというジャンルの番組から。

☆彡

どうぞうとぶつぞうと、どっちがいい?
なんて聞かれて、どうぞうと答えると、
いきなりバシッとぶたれた。
なんで、ああいうことするかね。意地の悪い。

☆彡

美の壺「あおによし 天平の仏像」
唐招提寺・岡寺・聖林寺・大安寺の仏像が大集合!
阿修羅とか新薬師寺十二神将東大寺・法華堂の執金剛神立像など。
古代の彩色を再現した技がみごとだった。

☆彡

歴史秘話ヒストリア」もう終了なんですね。
「1000年愛され続ける天神様 菅原道真
学問の神様・天神様として知られる菅原道真のお話。
北野天満宮、大坂の天満、大宰府や湯島、亀戸天神もそう。
左遷されて2年で亡くなるんだけど、意外にも充実した生活だったという小説もある。 

泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫)

 

3月25日

近ごろでは、結婚しないのが当たり前になってきた。けれど、あまのじゃくなわたしは、身内の若いやつをつかまえて、結婚した方がいいぞ、とのたまっている。
なんの力もないじじいのたわごとだから、なんとかハラには該当しない、たぶん。
なんで、そんなこと言うかといえば、その方が経済的なリスクが少ないから。
いまや共稼ぎが前提の社会制度に変わりつつあるのに、ひとりでいるのは、弱者にはつらい。
なるべく若いうちにカップルとなり、老後に備えた方がいい。
そう思うからこその、おせっかい。
するもしないも、本人の勝手だが、知っていることは伝えておきたい。
☆彡
生命保険会社?が調査したデータを見て、あることに気づいた。
年収600ー800万円の男性と結婚した女性の年収は、同クラスが多い。
つまり、ある程度の年収の人と結婚したいのなら、自分が稼げるようになるのが早道。そういうデータだった。
こういう不都合な真実は、ソフトに隠されていそう。
あからさまにすると、結婚相談所が儲からない。

結婚不要社会 (朝日新書)

 

3月24日

「プロフェッショナル」で庵野秀明
ジブリの後継者みたいなものなので、宮崎駿のコメントが優しい。
安野モヨコは、情熱大陸(2004年)以来かな。あのとき庵野は浪人中で、家の中でうろうろしていた。

監督不行届 (FEEL COMICS)

 

3月23日

LINEは使ってません。
まさか政府が手を出すとは。
androidも個人ならOKで、P10 liteはいい機種だった。
しかし、公的機関なら話は別。
iPhone一択でしょ。

 

3月21日

震災10周年記念で見た映像から。

東北放送(TBC)の60周年ドラマ「小さな神たちの祭り」(2019)。
脚本が内館牧子ということで、不安ながらも視聴開始。幽霊タクシーが出てくるところでリタイア。土村芳という女優さんを発見。静かなせりふ回しに好感を持てた。
10年前はまだ大学生で、帰省途中に揺れに見舞われ、トンネル内で新幹線の車内に閉じ込められた。大学の先輩が、黒木華
☆彡
Fukushima50」は、吉田所長たちの活躍を描いた映画。
ドキュメンタリーではないので、両論併記の形はとらず。
☆彡
首相がただどなっているだけ。
これは現地に乗り込んだから、所長を信頼でき、任せることができた。
☆彡
セミのションベン。
これは水蒸気爆発しないかを確かめるために、ちょっと水を撒いてみた。冷却のためではない。その後のキリンの投入は、描かれず。
☆彡
双方の言い分があるので、それを突き合せて検証したあとの再現ドラマを見たかった。
で、いちばん見たいのは大川小学校のケース。
よけいな非難とかはいらない。そのとき、だれがどう行動したのか、再現するだけでいい。あのとき、もし自分が6年生であの場所にいれば、助かった教諭の立場であれば…。ただの仮想でしかないが、自分にとってはリアルなことだから。

 

3月20日

桜前線北上中 いまは北関東?
☆彡
NHK津波の番組はいいのがある。コロナは総じて低レベル。
陸前高田消防団、身につまされる。
助かった団員の奥さん曰く、ふたりの息子はぜったい団員にはしないと。
体育館で助かったばあちゃん、あそこ13メートルほど水没したはず。
ダクトから意を決して飛び降りたので発見された。おかげで肋骨が数本折れた。
☆彡
津波避難、より高い所へ誘導した校長はえらい。
そうでないところもあったし。
助かった人がいるから、証言してもらえる。
一方、より高い所へ移動中で逃げ切れなかった人も。
教訓としては、到達予想時刻の10分前までに避難完了すべし。
☆彡
子どものころから、災害時の集合場所が決められていた。
決めたのは、母親。
家や学校や公共施設ではない。
遠く離れたところ。いまは広域避難場所に指定されている。
☆彡
とくに三陸あたりは、何度も津波の被害があったところ。
それなのに、逃げない人がいるのが、実感としてはわからない。
よそから引っ越してきた人なら、まだしも。

 

3月14日

都構想というのがあったが、消滅したもよう。

Osaka Metropolitan University、英語として、どうなんでしょう?

Osaka Toritsu Universityの方が賢く見えるのに。

 

3月13日

武漢閉鎖(1月23日)の前日、逃げ出す市民の映像が流れた。
即刻、中国からの飛行機を拒否すべし。
のはずが、何も行動しないので、驚いた。

台湾はその前から検疫を実施しており、1月26日には中国人観光客の入りを止めた。
よそができることをやらない日本。
テレビをぼーっと眺めている自分でさえ気づくのに、
専門家がどっさりいる官庁がなぜ動かない。

そして初動が休校のお達し。
専門家が効果ないからやめておけと反対したのに。
おまけに、それに従う首長たち。

のちに「パンデミック 激動の世界・問われるリーダーたちの決断」という番組を見た。
コロナは、地方自治がまともかどうかを振り分けるリトマス試験紙だった。
うちの知事は、どうだったかな?

 

3月11日

きのうは空襲、きょうは地震
あまり思い起こしたくない記念日。
☆彡
もう10年たつが、ゆれ、津波放射線。場所によって、災害の主役が異なった。
直前に、ニュージーランドでもゆれたし、宮城でもゆれた。
もともと宮城県沖は地震の確率80%とか言われていたので、それかと思った。
そのときの中学生の言が記憶に残っている。
ゆれたらすぐに逃げろ、と学校で指導されていたので、親に逃げようと言ったけど、無視された。ひとりで逃げるかどうか迷ったと。
数日後の11日に、うまく避難できたのだろうか?
☆彡
電源喪失、とテレビで報じた。時刻は不明。
もう事態の把握なんて必要がないキーワード。
近くの人は、すぐに遠くへ逃げないと。
伝達のしようもないので、そうしてくれることをただ祈った。

日付が変わるころ、電源車が到着と聞いた
☆彡
消防団、火事と津波では対処が違うはず。
そういう教育を受けていないがために、命を落とした人がいそう。
津波てんでんこは、避難誘導する人にもあてはまる。
☆彡
後日、津波とカーチェイスする軽トラックを見た。水に追われ、内陸に向かって走る。段丘に乗り上げ、ぎりぎりで逃げ切った。
車で逃げるな、は場合によりけり。
避難訓練を繰り返し、2分で車に乗れるようになったという記事もある。
すばやく逃げれば、渋滞にはまりにくい。

 

3月3日

いくつになっても、ひな祭り。
ひなあられは、とっくに食べて、もうない。
はやく、来い、来い、桜餅。

屋敷が広いのも悪くない

いま赤楽天が幅をきかせているけど、平安時代楽天がいちばん人気だった。
源氏物語枕草子などに引用されている。

平安の中ごろには、文人たちは世を捨てた侘び人に憧れるようになる。
出家するだけでなく、寺さえ捨てて諸国を行脚する聖も現れた。
紫式部日記」では、聖にひかれる思いをつづっている。
式部はまだ30代、貴族出身の職業婦人なのに。
そのころ念仏がはやっていたのも関係ありそう。

大隠は都会に住み、小隠は林丘に住む。そんな極端なのはダメ、官の仕事とプライベートを両立させる中隠がベストなんだ、と宣言したのが白楽天

科挙に受かったキャリア官僚なので、長安で宰相(いまの事務次官クラス)になれるはずだったのが、左遷されてしまう。
江州に赴任したときは、一族の子どもたちも呼び寄せ、14人家族になった。下男下女を含めると、20人ほどを一人で養った。
いったんは復帰するも、洛陽にて閑職に。

晩年に住んだ「履道坊の家」の想像図を見ると、敷地が広々している。母屋のほかに、草庵、竹林、中島が3つもある大きな池、楼閣も。屋敷内に妓女を住まわせ、琴や舞を楽しんだ。

朝は身ぎれいにして座禅、日が高くなったら質素な食事、正午は窓辺で昼寝、夕方は散歩、ときには詩を吟じ、夜は琴の演奏を聴きながら一杯。

こんな調子だから、75歳まで生きた。当時としては、かなりの長命。

詩、酒、琴、釣りが大好きだった。生涯で作った詩が約3000首、琴は毎朝同じ曲を弾き、酒は自家製。麴まで自分で選んだ。
屋敷は広くても、家族が多かったので、衣を質入れしないと薬代を払えなかった。

鴨長明良寛が住んだ小さな家もいいが、一度は白楽天のような広いお屋敷に住んでみたい。

清閑の暮らし: 隠者たちはどんな庵に住んでいたのか

女帝は二度死ぬ

奈良時代が、歴史の授業ですっぽり抜けいていた。
小説を読むと、その穴がふさがる。

大仏開眼 [DVD]

()内はドラマの配役。

天平の女帝 孝謙称徳」は、史上唯一の女性皇太子となった阿倍内親王石原さとみ)のお話。
と思って読んだら、むしろ主役は和気広虫と吉備由利(内山理名)という二人の女官だった。

日本は、唐の制度をコピーした律令国家。でも、違いが2つある。
1つは、宦官がいないこと。おそらく、日本人の美意識に合わなかった。
2つ目は、女官のあり方。中国ではすべてが皇帝の女だったのに対し、日本は男と同じ国家公務員だった。結婚しても、やめるとは限らず。

皇太子の父は、東大寺の大仏を作った聖武天皇國村隼)。母は、貧しい人に施しをするための「悲田院」、医療を施す「施薬院」を設置した光明皇后浅野温子)。

父を継いで孝謙天皇として即位するが、臣下である藤原仲麻呂の傀儡となる。譲位後、母を失った悲しみと、思い人である仲麻呂の裏切りにより、体調を崩して死線をさまよう。そこに登場するのが道鏡。このあたりは、耳学問として知っている。

道鏡のおかげで健康を回復した上皇は、少しずつ政治力を取り戻していく。やがて仲麻呂のクーデターを制圧し、称徳天皇として重祚。女帝の親政という稀有の時代がやってくる。

作者は、毒殺説をとっている。死後、道鏡とのスキャンダルが藤原氏により捏造された。後世、女帝なんて政治が混乱するだけ、という見方が定着した。竹簡の改ざんにより、歴史がゆがめられたと。
女帝は、二度死んだ。

天平の女帝 孝謙称徳―皇王の遺し文―(新潮文庫)

2021年2月

2月28日

そろそろ鎮火しそう。
アメリカなど海外の映像を見ると、身がすくむ。
車で火の粉をかぶりながら逃走したり、自宅の屋根や庭に放水しながら炎をやり過ごしたり。
フランスのテレビ映画では、消防隊が煙に巻かれ、耐熱シートをかぶって地面に伏せていた。

ちょうど「太平記」が再放送されているので、尊氏の領地が気になっていた。
はじめは場所がわからず、心配しようにも、宙ぶらりん。
その後、お出かけブロガーが更新したので、無事を確認。
きのうになって詳細が報道され、燃えた範囲がわかった。
市内のすぐ西側、裏山といっていいほど市街地に近い。
☆彡
コメントの良し悪しの落差が大きい。
消防団の出動体験が寄せられた。
3日出動したら、へとへとになったと。
今回は、6日を超えている。かけることばも見つからず。

一方、無責任なのも多数。
出火の原因もわかっていないのに、暴言をつくす。
それ間違いだったら、どうするの?
ワイドショーのインタビューに答えた人が、休憩所にいた3人は原因ではないかも、と訂正している。

 

2月24日

ひとりツイッタのように書いてみたところ、自分では読みやすくても、ちょっと不親切かと思い、独立したページも書いてみた。
ある程度の内容があれば、その方がチェックしやすそう。ブログ本来の使い方だし。


お試しではじめたときは、たいしたことは書かないと思ったので、スターやコメントの表示は切った。まだ使ったことのないブックマークだけ残した。これが一番はてならしいのかも。
そんなわけで、あっちに書いたり、こっちだったりするわけですが。

迷走しながらも、前進中。

 

2月21日

ナイルパーチの女子会」、低予算ドラマのお手本のような作品。でも、こわくてリタイア。もう、ホラーのレベル。

水川あさみが商社の総合職で、勝ち組のはずなのにストーカーになってしまう。

同じく、水川出演の「後妻業の女」。こちらはホステス役で、ミニスカートがよく似合う。大河ドラマでは、和服を着て、巾着をふりまわしていた。振れ幅の大きい女優さん。
それにしても恐ろしい映画だった。大竹しのぶが、じじい相手に大活躍。

職場でのお茶くみが当たり前だったころ、上司の湯飲み茶わんを雑巾でふいたり…。そういう人は、いまも健在。

夫に死んでほしい妻たち (朝日新書)

 

2月20日

退職金が入ったので投資でもしようか、コロナによる収入減を投機で補えないか。そんな動機で始める人もいる。

いまはキャッシュ100%なので、あまり強くは言えないけど、にわか参入はやめておいた方がいい。

せめてNG集くらいは読んでおくのが無難。山崎元さん曰く、FXはギャンブルと同じだからやめておけと。

山崎元の“やってはいけない”資産運用 (TJMOOK)

 

トレード本は、科学なのか、そうでないのか。Amazonが大盤振る舞いしている。

魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門

 

2月19日

いよいよ「如懿伝」がはじまりました。BS11はいい作品が多い。NHKはB級ばかり。

 

2月16日

コロナがきっかけで、ヤフーニュースを見るようになった。
意外だったのは、ビジネス雑誌で婚活の話題がよく出ること。
独身の読者が多いのかな?

その一環なのか、やんごとなき人の結婚問題もにぎやか。コメント数が膨大。しかも、似たような記事が何度もアップされる。売れ筋の話題らしい。

むかし貴乃花とりえちゃんが、生木を裂かれるように、よってたかって破談にされた。
いまでは、世の大騒ぎはどこ吹く風、当人たちはやる気まんまんのもよう。
時代がかわり、個人の意思が尊重されるようになった。

コメントをざっと見ると、お金に言及して反対している人が多い。
金銭については、ルールに従えばいい。
そうではなくて、夫となる人が皇室の外戚としてふるまいそうだという懸念がある。
そういう不確実なものに対する不快感なんだな。
他人の結婚問題という、自分とは関係のない話に接することで、
ふだんは意識していない人たちに対する、自分の気持ちが表面にでてくる。
自分にとって、皇室はどうでもいいもの、ではない。
関係なくはない。

 

2月15日

爆弾低気圧が北進中。

何年か前に、軽トラが動けなくなり、親子が亡くなっている。

ご注意あれ。

 

2月14日

ブログを拝見すると、地震の被害を受けた方は、いらっしゃらないようで。

すでに布団の中にいたので、微動に気づいた。

警報より早かった。

また寝ようとしたら、今度は電話で起こされた。

安否確認はいらない。

そして今朝、チョコが届いた。

通販と違い、予告なしなので、困る。

チョコも地震も辞退したい。

 

2月13日

会長辞任。
もとの発言を聞いていないので、みなさんが何に対して怒っているのか、わからない。
でも、問題の集積点であることはわかる。
政治家が会長職をやる、IOCとの関係、PC、じじいいじめ、失言という習慣、五輪そもそも論、宙ぶらりんの選手たち、後継をさっさと決められない人たち。
これだけメシの種があれば、各種メディアはうれしい悲鳴をあげたことだろう。

☆彡
五輪を開催するとしても、海外から来る人を隔離できるのか?
選手は可能でも、メディア関係者や観客を。
きっちりと対処しないと、日本が各地の変異ウイルスの集積地になってしまう。

 

2月12日

ぼちぼち花だよりが届いている。

ブログ主は、かなり高齢のはずだが、元気そう。

でも、出歩くにはまだ寒いし。

雪が降ったよとか、滝が凍ったとかの話も。

凍えそうなのでスルー。

日本は広い。

もうすぐ花粉の季節なので、今のうちに布団カバーを洗っておこう。

 

2月11日

コロナのおかげでドラマづくしの1年だった。
再放送てんこ盛りの第1波では、戸田恵梨香が出ずっぱりだった。『SPEC』とか。
第3波は、高橋ひとみ。「高校入試」(2012年)の再放送、「おじさまと猫」では元ピアニストの亡くなった妻、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」の宝来母。寺山修司の最後の教え子が、しぶとく生き残っている。
☆彡
泣くな、はらちゃん」は、5-10話を見た。
今村昌平に導かれて映画デビューした麻生久美子、セーラー服を脱いでペンを握りマンガ家となった薬師丸ひろ子。好きな女優さんが出てるだけで、うれしくなる。
岡田惠和って、多作すぎて、影武者がいるのではないか。しかも凡作が少ない。コツコツ佳作を積み重ねるはずが、うっかり名作をつくってしまった。
この世界と両想い。
見終わっても、頭の中で主題歌がリフレインする。

泣くな、はらちゃん シナリオBOOK (日テレbooks)

☆彡

おじさまと猫」で、草刈正雄がふくまる(猫の名前)を動物病院へ連れていくシーンがあった。先生に預けようとするのだけど、手放せない。「イグアナの娘」(1996年)では、獣医さんだったから受け取る側だったんだな。過去と現在の間に鏡を立てたような場面だった。

 

2月9日

麒麟は来たのか?

光秀の定理 (角川文庫)

新しい光秀像を提示してくれたが、

脇役の細川藤孝が気になった。

本編の坊主が持っていた六尺棒がのちに『室町無頼』に、

数理にこだわる信長が『信長の原理』に展開される。

こちらの脇役は、松永弾正。

戦国時代は、脇役が光る。

 

2月6日

光浦靖子、ただのお笑い芸人だと思っていた。
いつだったかテレビで手芸を披露。
それで、すっかり見直してしまった。
文章を書くのも、好きそうだ。
プロフィールを見ると、インドネシア語学科とある。

テレビのひな壇で、パッとおもしろいことを言うのが苦手だし、
MCになれるわけでもない。
そんな自分にも、何か役割があるはずだ。
指導してくれる先輩もおらず、孤独に戦ってきた。
人生に落ち込んだとき、はげみとなったのが宗方コーチのことば。

「男なら女の成長をさまたげるような愛し方はするな!」
「女に価値があれば男はまつ またせるだけの女になれ」

いやー、熱いですね。
いまのラブコメを見ていて不満に思うのは、このあたりかな。 

エースをねらえ! 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

☆彡

headlines.yahoo.co.jp

 

ライター40歳限界説というのがあるけど、お笑いの世界もそれに近いのかな。ヒロシみたいに、YouTuberになってしまおうか。

30代の厳しい意見というのも興味深い。

光浦靖子の「49歳エッセイ」にアラフィフは共感するのに、30代はもやもや…なぜ?(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース

違いを知るのもネットの効用なのかな。

 

2月5日

このたび「女は話が長い」という本を書きました。
4月1日には、店頭に並ぶはずです。
ご笑覧あれ。
ありがたいことに、元首相も宣伝してくれました。

 

2月4日

孔子」は、ドラマとしてはおもしろくない。
画面は暗く、演出も奇妙。
だが、本場でどう描写されるのかが気になる。

孔丘少年は、母の言いつけにより、放浪中の季札に弟子入りする。
途中で出会った子産に、自分の仕事を手伝わないかと誘われるが、断った。
魯に戻り、仕事を得るも、数年間無為に過ごす。
争いを避けて、弟子を連れて周にやってくる。
王室の書庫の記録官である季耳にいろいろ教わる。
3人の先達に導かれて、孔子が誕生したという設定。

季札は、呉の初代王寿夢の四男。
子産は、鄭の摂政。中国史上初の成文法を作った。
この2人は、中華で最高の知識人だった。
季耳は、いわば図書館のレファランス係。ドラマでは老子だったが、諸説あるらしい。

孔子の時代には、儒教墨子集団のみで、その他の学派は戦国時代になってから。
白川静説だと、「老子」の成立は「荘子」よりも後とのこと。

もし、孔丘が子産を手伝って法の整理をしていたら、法家のはしりになったのだろうか?

いずれにしても、いまから2500年も前に、いろんな国があり、王さまがいて、武器や祭具をもち、孔子を生む出す文化水準にあったのは、ただただ驚く。日本列島は、縄文土器で煮炊きして、のどかに暮らしていた。どちらが幸せかはわからないけどね。

春秋名臣列伝 (文春文庫)

 

2月1日

Gyaoで「孔子」が配信中。
孔子とその弟子は、魯を追われた王さまにくっついて斉に亡命している。
斉王が孔子を召し抱えようとするも、宰相の晏子が反対する。

「政の財は節するに在り」(財政の節約)と説いた孔子だが、
その彼が晏子を「吝嗇」であると批判した。

それもそのはず、儒者は破産するほど葬儀を立派にする。
虚礼廃止の現代には、まるで適していない。
晏子はチビで、孔子はノッポ。
お金に対する考え方だけでなく、
外見のコントラストも際立つ。

政府が無駄使いしないように見張るのが国民の仕事、と思ってきた。
しかし、コロナ真っ盛りの日本では金くれコールがかしましい。
ときには、それも必要とは思うが、先々のことを考えると心配ではある。
わたしとしては、インフレにさえならなければ、なんでもOKなんだけど。
どうなるんでしょうね。

孔丘 (文春e-book)

ちょっとお試しで

パソコンを新調したので、ひさびさにアップ。

ブログは内容のあるものが望ましい、と思っていたので、

なんとなく敷居が高くなってしまった。

その結果、自分のブログなのに足が遠のく。

 

ちかごろnoteというのもはやっていて、書くことに集中しやすいツールらしい。

しかしエクスポートできないし、自分で書いた記事を読み直すときに、探しにくそう。

メモ帳代わりにtwitterがいちばんフィットするんだけど、やはり読み直すのには向かない。

というわけで、つぶやきなんだか日記だがよくわからない駄文を、ブログに載せてみる。不調だったら、お蔵入りですが。